衣類の汚れは大きく2つに分けられます。
1つはドライクリーニングで落とすことが出来る油性の汚れ、もう1つは汗などに代表される水性の汚れです。無色透明な汗の汚れは目に見えにくく、放っておくと黄ばんだり、カビが生えたりと非常にやっかいです。
そこで、おすすめするのが
ドライクリーニングで油性の汚れを落とした後、独自の押し洗い方式と専用酵素洗剤で、生地を傷めず水でサッパリ洗い上げます。汗の汚れや匂いをプロの水洗いで、サッパリ洗い流します。カビ・虫食い・汗の残留による変色等を防ぎます。
ぜひお試し下さい。
撥水加工とは、薬剤のミストで生地の表面をコーティングし水を弾くようにする加工です。
防水スプレーとは違い、効果のもちがよく、ムラなく仕上がります。
また、繊維に水をはじく成分を付着させるため、布目の隙間をふさぐことなく空気や蒸気を通します。防水加工とは違い快適な着心地でカビの発生を抑えることができます。さらに水だけではなく醤油やワインなどの汚れを弾くためシミがつきにくくなります。
ただし、撥水加工の効果は永久ではありません。ワンシーズンに1度は撥水加工をオススメします。
パンツやスカートのプリーツ部分に薬液を付けて、ウールの繊維を折り曲げた状態で熱結合することでパーマのように癖を付け、形状を保つ加工のことです。水に濡れて繊維が膨らんでも、乾くと元の形(折り目が付いた形状)に戻ります。
【対象】主にウール製品が加工対象です。ウール以外の製品、またはウール混率が低い製品はシロセット加工の対象になりません。ウール混率10%以上がシロセット加工の対象と言われますが、割合が低いほど効果も低くなります。そのため、一般的なクリーニング店では、ウール混50%以上でなければ受けてくれない場合があります。ちなみに、日本のスーツの約8割がシロセット加工の対象になるそうです。
パンツの折り目部分の裏から樹脂付けをして、折り目の形状を保つ加工のことです。こちらもシロセット加工同様、水に濡れて繊維が膨らんでも、樹脂付けがある限り、乾かせば元の形に戻ります。
【対象】基本的には、ウールやコットンのパンツであればリントラク加工ができます。一方、ベルベットやモヘアが含まれる製品や生地が薄い製品などは、樹脂が表面に出てくるため加工できません。また、生地自体が弱くなっている場合は、リントラク加工の効果が低くなる場合があります。